
良いコレクションケースは、ただ物をしまう場所ではない
コレクションケースがいっぱいになると、せっかく飾ったものが逆に見えにくくなることがあります。余白を作り、展示するものを入れ替え、実物のケースとオンライン展示を使い分けることで、コレクションをもっと楽しみやすくなります。
集め始めたばかりのころ、一つのコレクションケースは思っていたより広く感じます。 まだ品数が少ないので、どこに置いてもそれなりに見えるし、位置を変えたり、新しいものを追加したりする余裕もあります。 でも長く集めていると、だんだん逆になります。 物は増えるのに、ケースの広さは変わりません。 以前は余裕があった棚が少しずついっぱいになり、新しいものを手に入れるたびに、 「これ、どこに置こう?」 と考えるようになります。 問題はケースが小さいことだけではなく、持っているものを全部同時に飾ろうとしていることかもしれません。
持っているものを全部飾る必要はない
自分が集めたものを見えるところに置きたいと思うのは自然なことです。 でも棚がいっぱいになり、奥にあるものがほとんど見えなくなると、せっかく飾った品が前のものの背景になってしまいます。 二つ三つ外すだけで、残ったものが急に見やすくなることもあります。 気に入っている一品に余裕ができる。 奥にある小さなものも見える。 一度に何十個もの情報を目で追わなくてもよくなる。 ケースから外したからといって、その品が好きではなくなったわけではありません。 しばらくしまって、来月また戻してもいいのです。 展示するものを入れ替えると、長く持っているものをもう一度じっくり見るきっかけにもなります。
普段自分が見る位置から考えてみる
写真で見栄えのいい配置と、毎日眺めやすい配置は同じとは限りません。 いつも机に座って斜めからケースを見るなら、正面からはきれいでも、普段の位置からは半分隠れているかもしれません。 実際にいつもいる場所まで下がって、そこから見てみます。 奥が見えなければ、適した台で少し高さを出す。 一つだけ目立たせたいものがあるなら、その周りを十個のフィギュアで囲む必要はありません。 照明も、自分が気持ちよく見られる明るさで十分です。 家のケースをショップのショーケースのようにする必要はありません。 また、光や環境に弱い品を集めている場合は、その種類に合った保管方法を別に確認したほうがいいでしょう。
実物のケースには、どうしても限界がある
どれだけ上手に並べても、実物のケースの広さは変えられません。 コレクションが増えると、自然に置き場所も分かれていきます。 ケースにあるもの。 箱に戻したもの。 別の棚に置いたもの。 何年も展示していないもの。 すると少し不思議な状態になります。 200点持っていても、毎日目にしているのは50点だけかもしれません。 残りの150点も自分のコレクションです。 ただ、目に入らなくなっているだけです。

オンライン展示には別の役割がある
オンライン展示が実物のケースの代わりになる必要はありません。 自分にとって、実物を目の前で見ることは今でもコレクションの楽しみの一つです。 オンラインの場所は、別の問題を解決してくれます。 別々のケースや箱にあるもの、同時には飾れないものを、一つの場所でまとめて見ることができます。 これが ROOMCOLLE の My Showcase にある考え方の一つです。 実物を置く場所が変わっても、記録した品は同じ場所で見続けることができます。 誰かに「何を集めているの?」と聞かれたときも、毎回ケースを撮り直したり、箱を全部開けたりする必要はありません。 My Showcase を開けば、コレクション全体を見ることができます。 実物のケースは、好きなものを実際に眺めて楽しむ場所。 オンライン展示は、棚の広さに関係なくコレクション全体を見失わないための場所です。
良いケースは、一番たくさん入るケースとは限らない
たくさん持っているからといって、全部を同時に見る必要はありません。 今月はこのシリーズ。 来月は別のシリーズ。 一度箱に戻して、一年後にまた飾るものがあってもいい。 それでも、その品が自分のコレクションから外れるわけではありません。 一番いいコレクションケースは、最も多くのものを詰め込めるケースではないのかもしれません。 通りかかったとき、今でも一つひとつを見たくなる。 そんなケースのほうが、ずっと楽しめる気がします。